体の脂肪の出っ張りが気になることがよくあると思います。
例えばシャワーを浴びるときにお腹がポッコリ出ている姿や服を着てみたものの二の腕がポッコリしていて気分が1割減になってしまうといったことです。
気になるとこをつまんでみて、これが取れたらなぁと皆さん思われていると思いますが、かといってそう簡単に取れないこともわかっています。
体重全体を減らしたい場合は食事管理をはじめとした体作りを必要とします。
部分痩せをはじめとしたマイルドなボディメイクを希望する場合にはその部分にフォーカスをあてた治療を行うことが必要になります。
部分痩せの効果が最もあるのは脂肪吸引です。
しかしながら、脂肪吸引のような大きな手術まではちょっとなぁと考えることは自然なことです。
そのような方にとってその原理に最も近く負担を少なくしたい場合に医療用のHIFUが有効になります。
ここでは体の部分痩せに特化した医療用HIFUである「リポセル(LIPOcel)」についてお伝えしていきます。
以下の部分やせの症例紹介はリポセル照射によるものです。
副作用・リスク:内出血、痛み、やけどなど
費用:¥66,000~¥1,320,000(税込み)
リポセル施術の費用(税込み) | |
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モニター様価格 1枠(3cm×3cm) | 4,400円~8,800円 |
通常価格 1枠 11,000円。6枠から施術可能です。 女性の場合、腹部全体でおおよそ20~30枠程度です。 20枠以上のご契約のモニター様の場合は8,800円からさらに割引になります。 |
リポセルはある一定の深さの脂肪をあてた部分のみ減らすことが可能です。
減らしたい部位を選んで照射することでマイルドなボディメイクを実現できます。
難しい部分痩せを実現できる素晴らしい機械ですが、広範囲に照射をしても体重が減ることはほとんどありません。
ボディラインが劇的に大きく変わるのではなくあくまでもマイルドな変化になります。
また、効果を出すための照射テクニックがクリニックごとに違うということと、見た目の効果の出方には個人差がありますのでクリニックごとの症例写真などでだいたいの期待度を見ておくことも参考になります。
リポセルは指でつまんだときの脂肪の厚みが2.5cm以上ある場所に対して施術の適応があります。
また、がっつりと脂肪を減らしたいというよりはできるだけ負担を少なく部分痩せをしたいというお考えの方に適応があります。
肥満体形をリポセル単独で改善しようという考えは費用対効果が悪いです。
二の腕のポッコリ出ているところや太ももの膨らみなど部分的な出っ張りをとることはなかなか難しいものです。
また、全体的に痩せなくとも部分的な出っ張りを改善するだけでも綺麗なボディラインになることが期待できます。
「痩せる=体重を落とす」という考えの方が一般的ですが部分痩せは部分痩せとしてのメリットがあります。
そのような部分的な膨らみの原因となっている脂肪を減少させるには医療用HIFUなどが有効になります。(もちろん脂肪吸引が最も有効であることは言うまでもありませんが。)
部分痩せをしたい部位にデザインをしていきます。
照射エネルギーの設定を行います。
デザインに沿って照射をしていきます。照射後はそのまま帰宅できます。
プローブは写真のような形をしており、照射部分は3cm×3cmの大きさになります。
この範囲を1スクエア(1枠)と言います。
これを体表にあてて照射をしていきます。
1スクエア(1枠)がこのような形状であるため当てたい部位をある程度細かく調整することができます。
最も人気のある部位は腹部です。特に下腹部のぽっこり出ているところや正面から見た時のウエストラインなどは効果的です。
その他二の腕の振袖部分や大腿内側、お尻の外側などが実感しやすいようです。二の腕の脂肪の厚みは個人差がかなりありますので照射の際にはちょっとしたテクニックが必要になります。
また、男性で多いのは腰回りのベルトに乗っかる脂肪部分です。この部分はまさに部分痩せに適した部分になります。
1スクエア(1枠)に16ラインの細かなドット照射が行われます。この時間に数十秒かかります。
当院独自の照射設定によりできるだけ負担がかからない時間で効果が期待できる照射を心がけています。
腹部の場合で20分から40分程度
二の腕で10分から20分程度
大腿内側で20分から30分程度が目安となります。
苦痛のない程度の痛みで照射を行うことが可能です。
リポセルは痛みが少ない部分やせマシーンとして紹介されています。
しかし実際には無痛ではありません。
厳密にいうと無痛で治療を行うことは可能ですが、むしろ我慢する必要がないレベルまで痛みを伴う程度にエネルギーを上げた方が効果が出ますので当院の照射方法としてはあえて「無痛」に価値をおいてはいません。
従来の冷却機能がない医療用痩身HIFUの場合にはエネルギーを上げる前に痛みで断念せざるを得ない事情をリポセルで克服されていることから「痛みが極めて少ない」という表現をされます。
また、痛みの感じ方に個人差がかなり大きくありますのでその方の感じ方でエネルギーを変えることができます。
痛みが耐えれなくて効果的な照射ができなかったことは一度もありません。
リポセルの特徴的な機能として十分なエネルギーを脂肪に届かせるために皮膚のやけどを防ぎ、痛みを軽減するための冷却装置がついています。
この冷却装置は5℃に設定されていますでの照射間もないときは皮膚にプローブを当てていると冷たく感じます。
我慢できないということはまずありません。
照射しているうちに冷たさに慣れてくることが通常です。
1~2週間で即時効果、その後2~3か月かけてゆっくり減る中期効果、減った脂肪はそのまま維持される長期効果が期待できます。
リポセルの効果の出方は理論上、特徴的な効果の出方があります。
照射した超音波によって破壊される脂肪は照射の瞬間に80~90℃に達するとされています。
この作用によって破壊された脂肪の減少として1~2週間かけて外観の効果として現れます。
最も熱部分の周りの脂肪に及んだ熱は自己消滅(アポトーシス)を促すとされており、その効果が2~3か月かけて出てくるようです。(学術的に正しい理論であるかは今後確認をしていく予定です。)
消滅した脂肪は基本的に増えることはありませんのでその効果は維持されます。ただし、残っている脂肪細胞もたくさんあるため、太るとボディーラインも変わってしまいます。
当院では照射1か月から3か月で評価をしております。
評価の仕方は、メジャーによるサイジングと見た目の評価です。
腹部では2~6cm程度のサイズダウンが最も多いようです。
サイズとしてあまり変わっていない場合でも部分的な減少を認めることが多く、サイズダウンを目標とするよりはボディラインの変化に重きを置いた治療と考えた方がよさそうです。
施術後は代謝を促す目的で水分補給が推奨されています。
きわめて負担の少ない治療ですので施術後にそれほど厳密に守らないといけないことというのはありませんが、しいていうならば以下のことを知っておかれるとよいです。
運動:当日は激しい運動は控えてください。翌日からは問題ありません。
入浴:当日はシャワー浴を推奨しております。(内出血が多少ありえるかもしれない程度です。)
飲酒:当日は控えていただくと無難です。(これも内出血が多少ありえるかもしれない程度です。
リポセル | 脂肪吸引 | |
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効果 | ぼんやり~はっきりとした効果 | はっきりとした効果 |
痛み | ほとんど痛くない | 麻酔が必要 |
施術時間 | 30分~2時間程度 | 1時間~ |
施術回数 | 基本的に1回 | 基本的に1回 |
通院回数 | 1回 | 1回~ |
ダウンタイム | ほとんどなし | 1~2週間 |
費用 | 数万円~ | 20万円程度~ |
リポセルによる脂肪減少作用は確実に現れますが、その及ぼされた作用がどれほどの見栄えとしての効果として反映されるかはやはり個人差があります。
はっきりとしたことはわからないのですが、脂肪の質などは明らかに個人個人違いますのでそのようなことが関係しているかもしれません。
部分的なボディメイクをとしてとても有用ですが、例えば腹部全体に照射をしてボディラインの変化がでたとしても体重が減少するほどの効果は期待できないと考えておいた方がよいです。
体重を減らす目的であればやはり食事管理などを中心の行うことが現実的です。
リポセルが最も脂肪に作用を及ぼす深さは13mmのところになります。
脂肪の厚みが極端に薄い場合には適当な深さに照射できないことがあります。
リポセル施術の費用 | |
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モニター様価格 1枠(3cm×3cm) | 4,400円~8,800円 |
通常価格 1枠 11,000円。6枠から施術可能です。 女性の場合、腹部全体でおおよそ20~30枠程度です。 20枠以上のご契約のモニター様の場合は8,800円からさらに割引になります。 |
ご予算に合わせて施術部位を絞ることもできます。
その際にはできるだけ費用対効果の良さそうな部位をご相談の上決めさせていただきます。
(極端に狭い範囲をご希望の場合はモニター様は対象外となります。)
一般的体型の女性 | |
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下腹部 | 8~20枠くらい |
お腹全体 | 30~40枠くらい |
ウエスト | 4~8枠ずつくらい |
二の腕 | 4~8枠ずつくらい |
お尻 | 4~6枠ずつくらい |
大腿 | 8~30枠ずつくらい(部位による) |
一般的体型の男性 | |
腰 | 6~8枠ずつくらい |
下腹部 | 9~20枠くらい |
お腹全体 | 18~40枠くらい |
リポセルによって脂肪が減ったあと、リバウンドしてもとに戻ってしまいますか?という質問をよく受けます。
基本的に減少した脂肪細胞がまた増えることはありません。
そういった意味でのリバウンドはありませんが、全ての脂肪細胞をなくしている訳ではないため、残っている脂肪細胞が大きくなるということはあります。
過度に食事をとって体重が増えた場合にはよいボディラインが保てなくなります。
せっかく脂肪を減らしたあとはできるだけよいラインを保てるように食事管理などを含めて気にかける必要があります。
これは脂肪吸引手術であっても同じことが言えます。
リポセルは痛みの少ない機器ということで広く受け入れられていますが多少の痛みはあります。
また逆にそれでももっと痛いほうがより効果がでるのではないかと聞かれることがありますが、当院では明らかに痛みが強いレベルでの照射は推奨しておりません。
我慢しない程度のかるい痛みで効果が得られていることと、皮膚などへのやけどのリスクがありますので強い痛みが出るような照射は行わないようにしております。
リポセルは理論的には皮下脂肪であればどの部位でもあてれますが、今現在のところフォーカスされる脂肪の深さが13mm±5mmと決まっているため、その安全性から照射可能な部位が限定されてしまいます。
腹部やウエスト、腰などであればほぼ誰でも当てると思いますが、ふくらはぎなどとなると多くの方は照射できない可能性が高くなります。
リポセルは超音波を使った機械になります。
超音波は心臓や肝臓などの構造や動きを診察するために使用されるもので、体には全くの無害です。
脂肪を減らしたい深さのところにだけ高密度に超音波を集めて照射していますので、そこに届くまでと届いた先の組織にも特に影響を及ぼすことはありません。
ですので高密度に超音波を集めた部分が確実に皮下脂肪である部位だけに照射をするということになります。
例えば腹部の脂肪が薄い方の場合、高密度の超音波は1.3cmの深さは筋肉に相当しますので内臓にあたるということはありません。
内臓に当たりそうなほど痩せている方はそもそもリポセルの施術の対象になりません。
リポセル照射後も体重の増加をしない程度の生活を送っていただいた場合、効果に個人差はありますが、目安として大体の方は2~3cm程度減っています。
ただし、減っていても見た目にわかりづらいこともあれば、ボディラインとして変化を感じてもサイズ的にはたいして変わらないこともあります。
リポセルは男女関係なく施術を行うことができます。やはり多いのは女性ですが、男性でも部分的に脂肪を減らしたいというご要望は多く、男女ともにお受けになれる施術です。
男性で特に多いご相談は腰回りから脇腹にかけての浮き輪のような脂肪を減らしたいというものです。
脂肪の厚みがあれば気になる部位を集中的に照射をすることが可能です。
リポセルの照射は年齢制限は特にありません。ただし、これから成長があり得る若年者はお受けになれません。
年齢による効果の出方の差などはあるのかもしれませんが現段階でははっきりとわかっていません。
リポセルの効果をより出したい場合に2回目の照射を行うことができます。
1回目の照射を行うと1~2週間で短期的な効果が現れ、その後2~3ヶ月かけてさらに脂肪が減少するとされています。
そのため、1回の施術の効果を評価した上で照射する場合には3ヶ月はあけてから照射をすることが推奨されます。
ただし、どうしても急いでいる場合には経験的には1~2週間あけると照射を行っても特に問題はおこりません。(お勧めはしません)
リポセルは脂肪吸引を過去に受けた部位にも照射を行うことができます。
ただし、脂肪吸引は手術を行ってからは最低3ヶ月は組織や見た目の変化がありますので3ヶ月はあけてからの施術が安全と推測されます。
脂肪吸引後にその部位の硬さが残っている場合にはリポセルを照射することで、少なくとも改善する作用はないと思われます。
リポセルの照射を受けてとてもその効果をご実感いただいた場合、さらに照射をしたくなることがあります。
短期間の照射はあまりお勧めしませんが、同じ部位であれば前回照射から3か月程度あけていれば回数に制限なくお受けいただくことが可能です。
特に臀部の照射などでは複数回の照射で形を整えることもあります。
本施術には国内未承認医療機器を用いて施術を行います。
治療に用いる医薬品および機器は当院の医師の判断の元、個人輸入手続きをおこなったものです。
プラストクリニックのホームページにお越しいただき、ありがとうございます。
ご不明・ご不安な点がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。